大学院の授業はどんなことをする?学部との違いと時間割の紹介

どうもフォレケンです。

大学院って授業もあるの!?

時間割はどんな感じ?

こんな疑問に答えていきます。

「大学院は研究するところ」というイメージが強いせいか、大学院は授業がないと勘違いいている人は多い。
大学院では授業できちんと単位をとれないと卒業できません。

そこでこの記事では、大学院の修士課程に進もうと考えている人向けに、大学院の授業形式から時間割の例まで、詳しく説明しています。

この記事を読めば、「大学院での生活をリアルに想像すること」ができるようになります。

本記事の要約は以下の通り。

要約
  • 授業内容は難しくなるが単位はとりやすい
  • 論文を読む課題が増える
  • コマ数は前期・後期で6コマずつ

それでは参りましょう!

授業時間・評価基準は大学と変わらない

  • 大学院の授業時間は90分
  • 出席数が足りないと単位を落とす
  • レポート・課題で成績を評価

大学院の授業、基本的には大学と変わりません。

ただし、「必要単位数」や「授業の内容」などは大学と違ってくるので解説していきます。

授業の内容は難しい

大学院の授業は大学よりも難しいということは、なんとなく想像がつきます。
どのくらい難しいかを伝えるには、

「大学院の授業はどんなことをするのか」

を見せたほうが早いです。
具体的にどんな授業をするのかを教えます。

理系
・海外論文を読んでその内容についてプレゼン
・大学と同じような講義
・人数は結構多い

文系
・教授の話を聞くだけの授業はあまりない
・少人数による授業が中心
・指定された文献を要約して発表
・ディスカッション形式の授業
・フィールドワーク形式の授業

大学は知識をいれるような授業が多いですが、大学院では理系・文系に関わらず、論文を読んだり発表をする授業が増えます。

論文というのは教科書に載っているようなことではなく、最先端の事柄が載っているのです。
そのため、インターネットで調べても情報を得られることはほとんどありません。

そして、大学院の講義でもそのようなレベルの話が繰り広げられます。

大学のときのように「分からなかったら調べる」ということが出来ないところが、大学院の授業は難しいといわれる所以です。

論文をまとめるレポート課題が増える

授業があるということはもちろん「レポート課題」もあります。

大学の課題では、論文を読むようなレポートはほとんどないです。
しかし、大学院ではレポートでも論文を読むことが頻繁にあります。

理由は、大学と大学院では目的が違うから。
大学院は研究者を養成する学校であるため、最先端の研究を理解できる人になるようなカリキュラムになっています。

例えば

  • 論文に目を通す
  • 英語論文を翻訳する
  • 論文をまとめる

という課題が増えてくるのが特徴。
これらのレポート課題は大学では出されない課題です。

もちろん論文の内容は専門的すぎて分からないことが多く、とても解読するのは難しい。
そして、論文は英語で書かれていることが多く、読むのに時間がかかります。

そのため、1つの論文を理解するのに何日もかかってしまうということは”ざら”です。

「英語論文を読める自信がない」

こんな人は多いです。
そして、その答えで

「大体の単語の意味で分かるから大丈夫」

という人もいますが、実際のところ自分で読むことはないです。
じゃあ、どうやって読むのかというと、

「翻訳ソフトに任せる」

これです。
Google翻訳などで翻訳させてから、論文を読むのがオーソドックスなやり方。
したがって、大学院で英語を読むという機会というのはそこまでありません。

単位を落とす人は少ない

確実に大学院の方が単位を取りやすいです。
そして、大学院のテスト勉強は、大学の時以上に勉強することはないと思って良いです。
これを聞くと大半の人はこう思うでしょう。

「授業内容は難しいのになんで?」

と。

理由は

  • 大学院の目的は研究することにあるから
  • レポート課題・発表で評価する授業が多いから
  • 先輩とのつながりがあるから

この3つ。

大学院では研究が第一、授業は二の次。
大学院は勉強をすることよりも、研究にきちんと取り組むことを重視しています。
ガッツリ勉強をしなくてはいけないという授業は少ないです。

「内容が難しくて全然理解できなかったけれど、単位はとれた」

という授業も多い。
どれだけ難しい内容でも、レポート・発表さえしてしまえば、ある程度単位はとれます。

また、学部時代と違って、研究室の先輩からテストの過去問や授業の難易度を直接聞くことも可能。

大学時代のように

「過去問あるの知らなかった…」

と情報量不足で単位を落とすことはまずありません。

授業についていけるか心配だという人は安心しましょう。

どんな人が落とすのか

簡単に単位が出るといっても落とす人は一定数います。
単位を落とす人はこんな人。

  • 難しい講義を受けた人
  • レポートを出さない人
  • 何も勉強しないでテストに挑んだ人

学部時代とあまり変わりません。

大学できちんと単位をとれている人なら、そこまで心配しなくて大丈夫。

必要単位数・授業のコマ数は少ない

授業数は大学よりも少なく、研究との両立ができるようになっています。

修士課程を卒業するための条件
・二年間で31単位以上取得すること
・修士論文を提出すること

※私立の単位数は違う場合もあるので注意が必要です。

単位数を言ってもピンとこないと思うので、具体的に説明します。

  • 修士1年のうちに単位は取り終わる
  • コマ数は1週間に6コマ程度

修士2年でも授業を受けることは可能ですが、ほとんどは1年生のうちに全部取り終わる人が多いです。
学部4年で授業受けている人はあまりいませんよね。
イメージとしてはそんなかんじ。

先ほど2年間で31単位は必要だと説明しましたが、研究室に行ってるだけで8単位はもらえます。
だから、2年間で授業でとる単位数は23単位ほど。

つまり、授業は最低でも11~12コマはとるという計算になります。
そのため大学院生の時間割は前期6コマ、後期で6コマぐらいとる人が多い。

理系の時間割の例

理系の時間割の例は以下の通り。

出典:生協

授業がない時間に研究をしていくという感じ。
集中講義で短期間で単位をとるということも可能です。

文系の時間割の例

文系の時間割の例は以下の通り。

出典:生協

授業数は7コマずつ入っています。
文系でも理系でもコマ数に違いがそこまで無いのが分かります。

コロナ禍で大学院もオンライン授業

人数が少ない講義の場合は、普段どおり授業をやっているところもあります。
しかし、大人数での講義の場合、オンラインで授業をやっています。

詳細は以下の通り。

発表
・パワーポイントでの発表は画面共有で可能。

成績評価方法
・オンラインでの時間制限付きのレポート
・レポートのみの評価

受ける場所
・研究室
・自宅

正直に言うと、コロナ前よりも単位はとりやすくなっているし、学校に行かなくても良いなどメリットは多い。

しかし、授業で友達に会えないというのが難点。
友達から分からないことをすぐに教えてもらえないのはかなり辛い。

特に

友達の力で単位をとってきたタイプ

は注意が必要です。

英語での講義もある

大学院は留学生も多く在籍しています。

そのため、講義を英語でやるという先生もいます。

「英語で話されても、理解できない・・・」

という学生も多いのが現状。
不安に思った人も多いでしょう。
そんな人は大学生活を思い返してください。

授業中、きちんと教授の話聞いて聞いていましたか?

うとうと寝ていたり、スマホいじっていたりしても、なんとか単位はとることはできていましたよね。
それと同じで、英語を使った授業なんてのも”フィーリング”で何とかなるものです。

国立大学院の授業料免除の基準

国立の大学院には授業料が免除できるという制度があります。

授業料免除になるポイントは家計状況成績
成績の評価対象は

  • 修士1年次の学費免除は院試の成績
  • 修士2年次の学費免除は1年次の成績

で免除されるかが決まります。

もしも、あなたが学費免除を狙っているのであれば、大学と同じように授業で良い成績をとらなくてはいけません。

「勉強してお金を稼いでいるんだ!」

そんな気持ちで取り組むことをオススメします。

まとめ

本記事のまとめは以下の通り。

まとめ
  • 授業内容は難しくなるが単位はとりやすい
  • 論文を読む課題が増える
  • コマ数は前期・後期で6コマずつ

大学院の授業ははっきり言って「ヌルゲー」です。

単位が取れなくて大学院卒業できなかったという話はほとんど聞きません。
とはいっても油断は禁物。

単位が取るのが簡単というのは真面目に授業を受けたらの話。
基本的には大学と同じ要領でOKです。