どうも、フォレケンです。

大学院入試って落ちたりするの??
大学院入試に対して不安がある人は多いと思います。
今回は大学院の入試に「落ちる」ということをメインテーマに話していきたいと思います。
この記事の要約は以下の通りです。
- 大学院入試は油断してはいけない
- 落ちないための対策をしっかりしておく
- もし落ちてしまっても行くところはある
それでは参りましょう!
目次
落ちることはあるのか?
結論から先に言うと、落ちることは普通にあります。
「内部進学の院試は簡単だ」などと聞いたことがある人もいると思いますが、それは、大学受験に比べると簡単だということです。
したがって、内部進学だから落ちないということはありません。
だいたい毎年1人から数人は落ちていきます。
また、勉強してても落ちることがあります。
私の友人にもとても勉強していて、過去問も完ぺきに把握しているような人が落ちてしまいました。
結局、院試も他の入試と変わりません。
どれだけ勉強ができていても試験で点数が取れなかったら落ちてしまいます。
しかし、逆に言うと、大学時代の成績がどれだけ悪くても院試の勉強さえちゃんとやっていれば、合格はできるんですけどね。
つまり、落ちる人はそこまでいないので過度な心配は必要はありませんが、「油断はするな」ということです。
また、大学には院試担当の教授がいます。
院試担当の教授は毎年変わるので、その教授によっても合格者のボーダーが変わってくるということも知っておく必要があります。
なぜ落ちてしまうのか?
勉強不足になりがち
単なる勉強不足で落ちるというのは理解できると思います。
「じゃあ勉強不足にならないように、しっかり勉強すればいいじゃないか」と考える人たちもいると思いますが、そんな簡単な話ではありません。
【モチベーション】
勉強不足の1番の要因は試験勉強のモチベーションが保ちにくいということです。
高校時代は授業があって課題が出て、ある程度は勉強していたと思いますが、院試は大学受験とは全く違います。
自分で情報を集めて、自分の意志で勉強をしなければなりません。
テスト勉強などで、自分でやる気に火をつけて勉強ができない人は要注意です。
落ちないための対策
他大学院の受験もしておく
落ちることが心配な人は他の大学院の受験もしておくことを強くおすすめします。
他大学の受験をするためには、その大学の行きたい研究室に赴むく「研究室訪問」なるものをしなければなりません。
これが面倒で他大学の受験はしないという人がいますが、落ちたときのことを考えると、他大学受験をしておいたほうが良いです。
院試の勉強のやり方を知っておく
院試の勉強は大学入試ほどの熱を込めて、早すぎる段階から勉強する必要はありません。
大学院の試験内容は大学の勉強でやってきたことばかりで、簡単に復習はできますから。
勉強を始める時期は人それぞれですが、情報収集などの準備は早めにしておきましょう。
勉強方法と勉強開始の時期に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
環境を整えておく
大学院入試での一番の敵はモチベーションがないことです。
どこか余裕を感じたりして、勉強するやる気がまったくおきません。
そのため、モチベーションを高めるには環境を自分で作っていくことが重要です。
1人では勉強の習慣がつかない人も多いと思います。
そんな人は一緒に院試勉強をする仲間を作ることが大切です。
4年生は研究室配属されているので、クーラーの利いた研究室にこもって同級生と夜遅くまで勉強をすることができます。
落ちたらどうするのか
就職活動をする
秋から始めても就職をすることは可能です。
秋でも大企業は採用はを行っており、就職することは可能です。
しかし、普通の就活と違うところは、企業の目的が採用人数が足りなかった定員を埋めることであるため、採用人数が少ないということです。
したがって、普通に就職するよりも難易度は高く、行きたい企業には行けないかもしれませんが、就職をすることはできるというのが結論です。
後期試験を受ける
大学院によってあるところとないところがあります。
ホームページで調べるよりも、大学の教授(院試の担当者)に直接聞いてみるのが一番良いでしょう。
研究員として浪人する
研究員とは大学に残って教授の下で研究をしたり、手伝いをしたりする人のことです。
分かりやすいイメージでいうと「単位や学位が取得できない学生」です。
研究員でも大学生の授業料と同じように授業料が掛かってしまいます。
(国立大の場合、入学料84,600円、授業料1年間で356,400円)
旧帝レベル以上の国立大学であったら、院試浪人をすることをおすすめします。
わざわざレベルを落として大学院に行くよりも、浪人したほうが将来研究職に就きやすいです。
他大学の院試をうける
- NAIST(奈良先端科学技術大学院大学)
- JAIST(北陸先端科学技術大学院大学)
この2つは学部を持たない大学院です。
メリットは
- 設備などが最新であるという点
- 1年に何度も募集をしているという点
大学院に落ちた後でも受験することが可能です。
逆にデメリットは
- 旧帝大のほうが就職に有利
- 院試が落ちた人が行くというイメージ
大学院に落ちてしまったら、「就職活動をするのか」「他の大学院にいくのか」「浪人するのか」をすぐに決めなければなりません。
今後の進路をすぐに決めて行動するというのは、とても難しいです。
大学院に落ちてしまったときのことをあらかじめ考えておくと、もしそのようなことになったときに悩まずにスムーズに行動ができます。
落ちたらどうするのかを必ず考えておきましょう。
大学院の入試まとめ
大学院の入試はなかなか落ちないとはいえ、少なからず毎年落ちている人はいます。
そんなことにならないように、今のうちから大学院の情報をたくさん集めておきましょう。
今回の記事のまとめは以下の通りです。
- 大学院入試は油断してはいけない
- 落ちないための対策をしっかりしておく
- もし落ちてしまっても行くところはある
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。