どうもフォレケンです。

内部進学するか外部進学するかで迷う!
このように悩んでいる人は多いと思います。
大学院を選ぶということは、人生にも影響を与える大事なことです。
どちらにするか決めるためには、それぞれの良いところを知っておく必要があります。
そこで今回は、それぞれの違いを知ってもらって、どちらが自分に合っているのかを決める手助けができればと思います。
この記事では以下のことが分かります。
- 内部進学のメリット・デメリット
- 外部進学のメリット・デメリット
それでは参りましょう!
目次
内部進学のメリット
内部進学のメリットは以下の通りです。
- 院試の勉強が楽
- 推薦されるともっと楽
- 同じ研究をそのままできる
- 他の研究室を選ぶことができる
- 環境が変わらない
院試の勉強が楽
内部推薦だと院試の勉強が楽です。
その理由は下記の3つです。
- 試験範囲が大学で学んだこと
- 先輩に相談できる
- 過去問の答えが入手しやすい
【試験範囲】
「大学で学んだことが試験範囲になる」ということが試験勉強が簡単になる理由の一つです。
試験で大学時代に学んでいないことが出ることはほとんどないので、勉強がしやすいです。
教材も持っている教科書やレジュメで対応できます。
【先輩に相談できる】
研究室の先輩に情報を貰えるので効率的に勉強をすることができます。
例えば、「数学の問題は毎年同じような問題だから点数の稼ぎどころだよ」などと勉強をする上でのポイントを教えてくれます。
【過去問の答えが入手しやすい】
過去問は誰でも図書館などで入手できますが、基本的に公式の解答例は公開していない大学が多いです。
そのため、過去問の答えは自分で作り上げていかないといけません
しかし、先輩がいると過去問の解答をくれたりします。
そのため、過去問を解くのがスムーズにいくというわけです。
推薦されるともっと楽
大学院では内部推薦という入学方法があります。
内部推薦を受けると、エスカレーター式に簡単に大学院に行くことができます。
詳しくは以下の記事に書いているのでご覧ください。
同じ研究をそのままできる
大学院でも大学4年生でやった研究をそのまま引き継いでできるから、研究もしやすいです。
研究をするにはまず、研究のテーマについての勉強も行わないといけないので、そのまま同じ研究室に行ったほうが、スムーズに研究に取り組めます。
他の研究室を選ぶことができる
大学院の研究室は院試の点数順でいきたい研究室を決めます。
基本的に、4年次と同じ研究室に行くことが多いですが、違う研究室にいくこともできます。
大学4年生のときに配属される研究室は「大学の成績の順番」で選んでいけることが多いため、大学の成績が悪くて、いきたい研究室にいけなかった人は、院試でがんばれば、好きな研究室に行くことができます。
また、「どこの研究室が楽なのか」ということも同級生からの情報で分かるので、研究室の情報も正確であるところもメリットです。
環境が変わらない
大学4年間仲良くやってきた同じ専攻の友達がいるので、研究室以外からも情報収集ができます。
たとえば、授業の課題や過去問などの情報収集など。
また、1年間、研究室で仲良くなった仲間と同じように研究ができ、ストレスがないのもメリットです。
内部進学のデメリット
内部進学のデメリットは特にありません。
しいて言えば、何も変化がないというのがデメリットです。
外部進学のメリット
- 上のランクの大学院にいける
→受かるのが簡単
→就職に有利 - やりたい研究ができる
上のランクの大学院にいける
【受かるのが簡単】
大学入試では手が届かなかった大学院に進学が比較的簡単にできます。
簡単というのは大学入試の時に比べてということです。
大学に未練がある人は、院試の際に再チャレンジしましょう!
【就職に有利になる】
よくいう「学歴ロンダリング」っていうやつです。
学歴が上がることで、就職先の幅が広がります。
「学歴のために大学院を変えるのはよくない」
「やりたい研究がある人が他の大学院にいくべき」
などといわれることがありますが、私は上のランクの大学院に行くことは大いに賛成です。
自分のためになることだったら、使えるものはなんだって使っていいんです。
就職に有利になるんだったら行くべきです。
ただし、他にもメリットやデメリットがあるので、そこを見極めてから決めましょう。
やりたい研究ができる
上位の大学院は研究設備が整っています。
国からの予算が圧倒的に違いますからね。
大学院に行ったからには、本気で研究に取り組みたいという人は、外部進学をするべきです。
外部進学のデメリット
- 新しい環境になる
- 試験勉強が大変
- 早くから計画をたてる必要がある
- お金がかかる
新しい環境になる
最初から人間関係を築いていかなければなりません。
環境が変わるということはそれだけ心配事やストレスが増えるということです。
配属された研究室では、自分以外のメンバーはすでに人間関係が出来上がっています。
その中に入っていくのは大変です。
しかし、人脈が広がるということはこれからの人生においてプラスにしか働かないので、新しい環境になるというのは人によってはメリットなのかもしれません。
試験勉強が大変
院試の過去問はどの大学も公開されていますが、過去問の答えは公開されていません。
つまり、自分で解いていかないといけないというのが大変です。
勉強の方法は以下の記事で紹介しています。
早くから計画をたてる必要がある
学内進学だと院試の1か月前頃に願書を出す程度で、あとは周りと同じようにやっておけば大丈夫ですが、外部進学だと3年生と4年生の間の春休みあたりに研究室訪問をしたりしなければなりません。
しかも、周りに同じ大学院を受けるという人がいない場合、一人で情報収集して計画をたてないといけないのが大変です。
お金がかかる
他大学を受けるには行きたい研究室を訪問したり、入試を大学院まで行って受けなければなりません。
受けたい大学が遠い場所にある場合は、飛行機代などのお金もかかることを忘れてはいけません。
また、合格したら、引っ越しの費用もかかるのでそのまま同じ大学に行くのと比べるとお金がかなりかかってしまいます。
しかし、将来良い企業に就職して給料が増えると思えば金銭的なデメリットは無いに等しいです。
内部進学と外部進学どちらが良いのか
内部進学と外部進学、両方の魅力をお伝えしました。
これらの結果から、内部進学と外部進学どちらがおすすめなのかを下記にまとめました。
- 環境の変化が嫌いな人
- お金がない人
- 安定志向の人
- 良い就職先にしたい人
- やりたい研究がある人
- チャレンジ精神がある人
- 生活に新鮮味がほしい人
内部進学と外部進学のどちらが自分に合っているのかよく考えてみてください。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。