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【大学院生必見】奨学金の返還免除になるために大事なポイント

どうも、フォレケンです。

日本学生支援機構(JASSO)奨学金の返還が免除されることをご存知ですか?

大学院生だったら絶対に知っておいたほうがよい情報なので紹介していこうと思います!

この記事では

  • 奨学金について
  • 奨学金の返還免除される人の選考方法
  • 奨学金免除になるための対策

が分かります。

奨学金の返還免除制度とは?

日本学生支援機構の第一種奨学金を受けている人で、大学院の成績が優秀だったときに、今まで借りていた奨学金の返済額の「全額」もしくは「半額」免除される制度です。

大学院生の研究に対するモチベーションをあげるのが目的です。

奨学金の種類

第一種奨学金無利子
返還免除対象
第二種奨学金有利子
返還免除対象外

第一種奨学金」を借りている大学院生しか返還の免除は受けられません。

奨学金の返還の免除をしたい方は、学生支援機構の奨学金を借りる際は、借りても利子がつかない第一種奨学金を選びましょう。
もし、第一種奨学金と利子がある第二種奨学金を合わせて借りたいという方は、第一種と第二種の「併用貸与」が可能です。

貸してもらえる金額

修士課程
月額50,000円もしくは88,000円

博士課程
月額80,000円もしくは122,000円

つまり、2年間貰い続けると総額は

50,000円×24ヶ月=1,200,000円
88,000円×24ヶ月=2,112,000円

80,000円×24ヶ月=1,920,000円
122,000円×24ヶ月=2,928,000円

かなりの額が免除されます。
バイトを頑張るよりも研究を頑張ったほうが良いのかもしれません。

どのくらいの人が免除されているのか

令和元年度 大学院第一種奨学生返還免除の認定 (単位:人)

課程貸与終了者数全額免除者数半額免除者数免除者数の合計
修士課程21,5381,4565,0056,461
博士課程2,232321431752

参考:認定結果

修士課程だと約30%の人が全額免除もしくは半額免除になっています!
博士課程だと約34%です!

結構多くの人が免除になっていますね。

また、これらは全国で上位30%の人が貰っているということではありません。
学内で上位30%に入れば免除がもらえます!
なぜなら、免除がもらえるのは学内で推薦された人だからです!

結構な確率でもらえると思いませんか?
第一種奨学金は無利子なので本当にノーリスクでこのチャンスに応募できます。
大学院生は卒業前にとりあえず申請しておいたほうが良いでしょう!

学内選考で推薦されるには

・学位論文その他の研究論文
・授業科目の成績
・研究又は教育に係る補助業務の実績(TAなど)

このような成績を考慮して学内推薦されます。
他にも専攻分野のボランティア活動や発明などの評定基準はありますが、あてはまる学生はほとんどいないため省略しています。

ここで注目しておきたいのが、家計状況」は全く評定基準に含まれていないということです。
つまり、第一種奨学金を貰っている学生は誰でも可能性があるということです!

基本的に授業の成績やTAをやったかで差はつきません。
ですので、一番重要になってくるのは「学会発表」や「論文執筆」をどれくらいやったのかということです。

成績は論文を書いた数と発表した数で点数をつけていきます。
点数の付け方は下の表をご覧ください。
(他にも項目はありますが、省略しています。)

【学会発表と学術論文の評価】

原著論文単著共著
国際学会4点4点
国内全国誌8点8点
地方誌4点4点
その他2点2点
発表発表者共同発表者
国際学会5点5点
国内全国学会3点3点
地方学会・全国分会2点2点
その他1点1点

※学校によって評価方法は違うので、あくまでこれらは参考程度にしてください。

大学の教務に聞いたら教えてくれるので、気になる人は直接聞いてみてください。

奨学金の返還免除になるためにすること

  • 大学生の場合
  • 大学院生の場合

に分けて、奨学金の返還免除になるためにするべきことを紹介していきます。

現在、大学生の人がすること

もし、行きたい研究室で迷うことがあったら、学費免除がしやすそうな研究室を選びましょう。

また、成績が悪くて、選べる研究室がバイトもできないくらい忙しい研究室ばかりだという人が、研究室を選ぶ最終手段でもあります。

学会によく行く研究室を探す

基本的に論文を書いたり、学会発表をするかしないかは、研究室によります。
いくら、モチベーションが高かったとしても、その研究室があまり学会に行かなかったり、研究のこと以外で忙しい研究室の場合、自分一人で論文を書くのは不可能です。

そのため、学会によく行くような研究室を選ぶ必要があります。

ただし、学会によく行くような研究室は結構忙しいところもあるので、普段の研究室の忙しさなどの情報を仕入れてから、バランスが良いところを選ぶのが無難です。

返還免除をもらった先輩がいた研究室を探す

研究室選びをするための一つの指標として、過去に返還免除された先輩がいる研究室を選ぶと、学費免除される確率が上がります。

しかし、この方法のデメリットは返還免除をもらった先輩を見つけるのが難しいということです。
なぜなら、学費免除の結果が正式に通知されるのは6月だからです。

学費免除をとることを意識してる先輩がいる研究室を探す

学費免除をとることを意識している大学院生がいる研究室は、過去に先輩から話を聞いていて意識している可能性があります。
そのため、学費免除が取れる可能性が高くなります。
ただし、本当に学費免除がとれるかが怪しいのがデメリットです。

暇な研究室で全く学費免除のことなんて意識してない研究室もあります。
実際に研究室に所属している先輩に聞いてみるのが一番良いでしょう!

研究室選びの基本は自分にあっているところを探すこと

最初から、上記にあげたような研究室の選び方をするのはおすすめしません。

もし、楽な研究室があるのなら、そちらを優先したほうが良いと思います。
なぜなら、そちらのほうが精神的に良いし、バイトをして稼ぐか、研究をして稼ぐかの違いだけだからです。

自分の希望する研究室に行った後に、学会発表をたくさんやるような研究室だったらラッキーぐらいの気持ちでいたほうが良いです。

大学生がしておくこと

研究室選びは基本自分が行きたいところにする

そのうえで学会によく行く研究室を選ぼう!

日本学生支援機構の奨学金の申込方法

予約採用の申し込み
現在在学している大学を通じて8月下旬~10月上旬に奨学金申請をします。

予約採用をしなかった場合
進学先の大学院を通じて4月に奨学金申請をします。

もうすでに大学院生になっている場合

よく学会に行く研究室に所属している人は、そのまま頑張っていれば、返還免除になる可能性がありますが、そうではない人は打つ手段がありません。

そのため、返還免除の期待はあまりしないほうが良いです。
バイトを頑張ったり他のところでお金を稼ぐしかありませんが、そんな人でも希望は捨ててはいけません。

大学院のレベルにもよるとは思いますが、修論しか書いていないのに返還免除されたケースもあります。
なので、学会に全然行かないからといって諦めないほうが良いでしょう。

返還免除までの流れ

12月中旬
奨学金免除の申請書を受け取る

卒業前の12月に大学から申請書をもらう。

2月上旬
奨学金免除の申請書を大学に提出

2月中旬~ 4月頃
大学で推薦者を決める

成績評定基準に基づいて学内選考される。

5月頃
学生支援機構による返還免除者の決定

学内推薦されれば、ほとんどの人は選考される。

6月中旬
選考結果の通知が来る

卒業後の6月に結果が届く。

返還免除をとれない場合を考えよう

返還免除されればよいのですが、されなかった場合普通に借金が残ることになります。
そのためなるべく奨学金には手を付けないでそのまま返すほうが良いのですが、生活が苦しい学生はそうには行きません。

大学院では結構多くの給付型奨学金(返還しないでよい奨学金)の募集をしているので、お金に困っている人はそちらの申請をしておくことをおすすめします。
また、お金の節約方法を当サイトで紹介しているのでそちらもご覧ください!

大学生の場合、借金をあまりしたくないという理由で、日本学生支援機構の奨学金を貰っていない方もいると思います。
しかし、大学院ではもらっておくほうが絶対に良いです。
ぜひ、返還免除をモチベーションに研究を頑張ってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!