私立大学から国立大学院に行くメリットと大学院の決め方

どうも、フォレケンです。

私大から国立大学院ってどうなの?

こんな学生多いと思います。

確かに大学院に行くことを考えると、そのまま大学院に行くか国立の方に行くか迷いますよね。

そこで今回は国立大学院に行くメリット行くためには何をすべきかということを説明したいと思います。

この記事では以下のことが分かります。

  • 国立大学院のメリット
  • 国立と私立の学費の比較
  • どこの大学院に行くか決めるために重要なこと
  • 大学院にはいるためにするべきこと

それでは参りましょう!

国立大学院にいくメリット

設備・研究室の充実

設備や研究費などは私立大学よりも国立大学の方が充実しているといわれています。
国立は国からお金が出るのに対して、私立は学生からのお金で研究費を賄っていかなければならないからです。

国からの「科学研究費補助金」配分額のランキングは以下の通りです。

【2019年度大学別科研費配分額】
( )内は百万円(間接経費を含む)
●:国立大学、▲:公立大学、○:私立大学

1位:●東京大学(22,011.1)
2位:●京都大学(12,875.7)
3位:●大阪大学(10,885.8)
4位:●東北大学(9,670.9)
5位:●名古屋大学(8,214.7)
6位:●九州大学(6,840.2)
7位:●北海道大学(6,326.7)
8位:●東京工業大学(4,438.4)
9位:●筑波大学(4,202.3)
10位:○慶應義塾大学(3,300.1)
11位:●神戸大学(3,202.9)
12位:○早稲田大学(2,956.5)
13位:●広島大学(2,645.6)
14位:●千葉大学(2,345.1)
15位:●岡山大学(2,342.3)
16位:●金沢大学(2,065.2)
17位:●新潟大学(1,806.1)
18位:●熊本大学(1,799.1)
19位:●東京医科歯科大学(1,687.9)
20位:●徳島大学(1,371.1)
21位:○立命館大学(1,326.9)
22位:●長崎大学(1,320.2)
23位:▲大阪府立大学(1,213.3)
24位:○東京理科大学(1,181.2)
25位:●愛媛大学(1,151.2)
26位:○順天堂大学(1,136.2)
27位:▲大阪市立大学(1,133.0)
28位:●横浜国立大学(1,121.5)
29位:●信州大学(1,118.3)
30位:●奈良先端科学技術大学院大学(1,095.6)
31位:●東京農工大学(1,048.8)
32位:●鹿児島大学(1,023.4)
33位:○日本大学(1,020.0)
34位:▲首都大学東京(992.6)
35位:▲名古屋市立大学(956.2)
36位:▲横浜市立大学(949.0)
37位:●山口大学(921.6)
38位:●群馬大学(891.9)
39位:●富山大学(862.9)
40位:●静岡大学(823.7)
41位:○同志社大学(804.7)
42位:●岐阜大学(790.3)
43位:○近畿大学(789.4)
44位:●三重大学(736.8)
45位:●山形大学(736.7)
46位:●電気通信大学(723.5)
47位:●山梨大学(699.5)
48位:○東海大学(696.0)
49位:●弘前大学(680.0)
50位:○明治大学(671.5)

https://tanuki-no-suji.at.webry.info/201911/article_1.html

上位のランキングには国立大学が多くを占めていることが分かると思います。
特に東京大学は他の大学とは比べ物にならないぐらい多額の研究費を貰っています。
これらのことからも国立大学に行ったほうが、より良い研究に取り組めると思います。

注意が必要なのは「科学研究費補助金」は大学に支給されるものではなく、「研究者の研究計画」に対して選考を行って支給されるものです。
つまり、研究費が多い大学というのは、優れた研究者(教授)が多いということです。

また、大学の分野によっても得意不得意があってたくさんもらえている大学とそうでない大学があるので、大学全体の科学研究費補助金はあくまで参考程度にしましょう。

格上の大学に簡単に行ける

いわゆる「学歴ロンダリング」というやつですね。

大学院というのは大学入試ほど試験は難しくなく、上位の大学に入りやすいです。
(ある程度の勉強は必要)

格上の大学に行くということは就職がしやすくなるというメリットがあります。
大学院が上位になるほど企業の推薦の枠も大きいですし、優良な企業に入りたいという人は大学院の受験で頑張ったほうが効率的かもしれません。

学費が安い

国立大学院(2年間)約135万円
私立大学院(2年間)200万円程度

国立大学院

国立大学院の学費は2年間で約135万円です。
その内訳は以下の通り。

入学金:28万2000円
授業料(年間):53万5800円
※法科大学院は授業料(年間)80万4000円

国立大学院には授業料免除という制度があり、「半額」「全額」の免除も可能です。
(家計基準と成績基準を満たした人)
そのため、大学院(修士)の2年間で入学料だけしか払っていないという人も普通にいます。

私立大学院

私立大学院の学費は大学・分野によって様々です。
基本的に文系専攻よりも、研究費が多くかかる理系専攻の方が学費が高いです。
(それでも文系の学費は国立よりも相当高いです)

私立は大学院によって学費は変わってきますが、大体1年100万円程度はかかります。
つまり2年間で200万円程度です
国立大学院では内部進学でも入学金はかかりますが、私立大学院では内部進学だと入学料が免除になるところが多いです。

※学費はおおよそです。各学校で違うので詳しく知りたい人は各自で調べてください。

研究室の学生の人数が少ない

国立の大学では教授1人につき、学生10人程度がつきます。
(1学年で3~4人程度)

ブラック研究室だと院生が一人もいないという研究室もあります。

それに比べて私立の研究室では、教授1人につき学生30~40人程度が研究室に配属されます。
(1学年10人~程度)

教授1人に対する学生の数がかなり違うということが分かります。
このことから、私立では国立よりも教授の負担が大きく、1つの研究を複数人で行うということになります。
国立では教授が生徒の面倒をみる負担が少ないため、1人で1つの研究をすることが出来ます。

そのような面でも国立の方が大学院で有意義な研究をすることが出来るのではないでしょうか?

結局、行く研究室次第で変わる

ここまで国立大学院に進学することのメリットを述べてきましたが、いちばん大事なのは、行く研究室によって研究のしやすさなどは変わってくるということです。

研究室の研究費を調べよう

いくら研究がしたくて良い大学に入学しても、配属された研究室がそこまでの成果を上げてない貧乏な研究室だということもあります。

そのため行きたい大学、研究室が見つかったら「日本の研究.com」で教授の名前を調べてみることをおすすめします。
どのくらいの研究費が出ているのかなどを見ることができます。

教授の人柄が大切

研究室選びでとても大切なのが教授の人柄です。

研究費や研究内容よりも教授の人柄が一番大事です。

実際、修士の研究というのは教授がいなければ何もすることが出来ません。
本当に、教授次第で研究室の雰囲気や忙しさなど、大学院の生活が全く変わってきます。

全く生徒に興味を示さないような先生もいれば、面倒見がとても良い先生もいます。
タスクをたくさん任せられてとても忙しい研究室もあれば、全くすることがなく暇な研究室もあります。

このように、同じ大学でもここまで生活が変わってくるので、大学院を選ぶときは大学院という全体のくくりで見るのではなく、研究室を見て自分にはあっているかを確かめる必要があります

そのためには研究室訪問をしなくてはならないのですが、そのことについては後述します。

国立の大学院はどうやったらいけるのか

基本的に国立の大学院の入試は面接・筆記試験です。

面接は志望動機などある程度きちんと話せれば大丈夫なので心配はいりません。
大切なのは筆記試験です。

基本的に理系の大学院の試験は内部進学の方が有利です。
なぜなら、大学で学んだ範囲と科目が試験に出ますし、先輩が解いた過去問の答えが出回り、勉強がとてもしやすいためです。

院試の勉強法について詳しく知りたいかたは以下の記事をご覧ください。

勉強する前に研究室訪問をしよう

大学院の入試は基本的に夏~秋にあるため、院試前の春~夏あたりには研究室訪問をしておきたいです
(入試の時期は文系と理系でも違うので要確認)

研究室訪問というのは、行きたい研究室の教授に「来年度そちらの研究室に入りたい」ということをつたえて事前に許可をもらうためにいくものです。
いきなり知らない他大学の生徒が研究室に配属されたら困りますからね。

また、教授の人柄研究室の雰囲気研究内容を調べる目的もあります。

院試の過去問のことなど聞きたいことがあったら、その時に研究室の人に聞いておくのもありですね。

研究室訪問で「この研究室に行きたい!」と思ったら、その大学院に進学することを決めましょう。