どうもフォレケンです。

「ですます調」「だ・である調」のどっちで書かないといけないみたいな決まりはあるの?
こんな疑問に答えていきます。
大学では
「レポートの点数で成績が評価される」
こんな授業は多い。
そのため、レポートの書き方をしっかり学んでおく必要があります。
そこで本記事では、レポートの書き方を知らない大学生に向けて、感想文とレポートの文末表現について詳しく解説していきます。
この記事を読むと、「ですます調」「だ・である調」の使い分けができて、レベルの高いレポートを書けるようになります。
本記事の要約は以下の通り。
- レポートは「だ・である調」で書く
- 感想文なら「ですます調」でも可
- 感想文とレポートは書き方が違う
目次
大学の課題は「だ・である調」を使うのが一般的
「だ・である調」は強い断定をするときに用いられ、堅い印象になるのが特徴。
大学生が「だ・である調」を使うのは、
- レポート
- パワーポイント
- 論文
- 感想文
などなど。
大学での課題のほとんどは「だ・である調」を使わなくてはいけません。
「だ・である調」の方がレポートが簡潔にまとまるので、何を言いたいのかが伝わりやすいのです。
「ですます調」を使っても良いのか?
「丁寧語の方が書きやすいんだけど・・・」
そんな大学生もいると思います。
実際のところ、感想文であれば「ですます調」でも大丈夫です。
「ですます調」は話し言葉をもとにしているので、柔らかい印象になるのが特徴。
先生に向けて感想を書く場合であれば、丁寧語で書いても構いません。
感想文とレポートは文末表現が違う
大学の課題は
「この動画をみた感想を書いてきなさい」
「講義の感想をレポートにまとめなさい」
などといった感想文を書くタイプと、
「〇〇についてレポートにまとめてきなさい」
といったレポートタイプの二種類があります。
どちらも自分の考えていることを書くのですが、書き方が全く違うので詳しく説明していきます。
感想文の書き方
感想文は自分目線の主観的な表現。
自分の感じたことをそのまま書けば良いです。
よかったこと・学んだこと・苦労したこと・自分の体験を書きましょう。
【感想文の文末】
~ということがあった。~を学んだ。~と感じた。~と思う。~という気持ちになった。
レポートの書き方
レポートは感想ではなく意見を書きます。
「事実」と「意見」を区別して書くことが重要。
例えば、「~となった。」と事実・結果を述べたあとに「したがって、~することは大切である。」と自分の意見を書きましょう。
【レポートの文末】
~できる。~である。~と考えられる。~大切だ。~必要である。
レポートの文末表現の注意点
事実を述べるだけの文章はNG
「~をする」「~になった」ばかりの文章だと、知っていることや調べたことを書き並べただけの要約文になってしまいます。
自分の意見もしっかり入れていきましょう。
あいまいな言い方をしない
「~であるようだ」「~ということなのか」というようにあいまいな言い方は避けるべき。
「~である」「~ということである」というように言い切った文章にしましょう。
能動態で文章を書く
受動態(~される)よりも能動態(~する)の方が分かりやすいです。
例えば、「おかしが子供に食べられた」よりも「子供がおかしを食べた」の方が自然ですよね。
「~のだ」「~のである」は使いすぎない
「~のだ」「~のである」は強調したいときに使います。
したがって、特に伝えたいことがあるときのみ使いましょう。
「~だ」より「~である」をなるべく使おう
「~だ」と「~である」は本来混ぜて使ってはいけません。
例えば
「~だから」→「~であるから」
「~だろう」→「~であろう」
「~のだ」→「~のである」
など、文章を統一することが好ましいです。
※これを知っている人は少ないので、極端に気にする必要はありません。
レポートで使える表現方法
「え・・・これって話し言葉なの?」
というように、レポートの書くのが不慣れで、話し言葉を書いてしまう大学生は非常に多い。
話し言葉ではなく、書き言葉でレポートを書けるようになりましょう。
レポートで使える表現方法は以下の通り。

レポートを作る際にぜひ参考にしてください。
まとめ
本記事のまとめは以下の通り。
- レポートは「だ・である調」で書く
- 感想文なら「ですます調」でも可
- 感想文とレポートは書き方が違う
今回はレポートの文末に焦点をあてて解説しました。
「手っ取り早くレポートの点数を上げたい」
という人は、文末を意識して書くようにしましょう。
レポートは文末が変わるだけでも、かなりまともな文章に見えます。