どうもフォレケンです。

TAになろうか迷ってる
お金って月にどれくらい貰えるの?
このような疑問を解決していきます。
大学で
「TAをやってみたい」
という人は多い。
ただ、メリット・デメリットを知らないとTAをやって後悔することになります。
そこで本記事では、TAをやってみたいという大学生向けに、TAになる方法から給料の額まで、細かく解説していきます。
この記事を読むと、大学生の誰もが知らないようなTAの裏側を知ることができます。
本記事の要約は以下の通り。
- TAになれるのは大学院生
- TAの仕事内容は簡単
- 時給は1000円以上(実質2000円弱)
- TAはやりたい人がなれる
それでは参りましょう。
目次
TAとは
文部科学省では以下のように定義されています。
優秀な大学院学生に対し,教育的配慮の下に,学部学生等に対するチュータリング(助言)や実験,演習等の教育補助業務を行わせ,大学教育の充実と大学院学生のトレーニングの機会提供を図るとともに,これに対する手当ての支給により、大学院学生の処遇の改善の一助とすることを目的とした制度。
文部科学省より引用
こんな難しいことを言われても想像つきにくいと思うので、簡単に説明します。
TAとは
- ティーチング・アシスタントの略
- 大学の授業の手伝いをするバイトのこと
- 大学の研究室に所属している大学院生がするのが一般的
こんな感じ。
大学の授業で見たことがある人もいると思います。
学部生はTAになれないことが多い
「あれ?院生だけ?4年生の先輩もしていたような気もするけど・・・」
学部生がTAをしているのを見たことがある人もいるでしょう。
しかし、学部でTAを募集している大学はほとんどありません。
「募集されてないのにTAをしてる???」
つまり、学部生で先生の手伝いをしている人は「ただの手伝い」なんです。
もし、研究室の先生に授業の手伝いを頼まれたとしても、給料が出ることはないです。
大学院のTAと同じような仕事内容なのに給料は出ません。
なぜこんなことが起こるのか?
基本的に、先生は給料がでる院生にTAをお願いをします。
ただ、研究室に院生がいない場合、学部4年生がすることになってしまうということなんです。
給料が出るときは口座などの手続きなどを先にします。
それが無くて授業の手伝いをする場合は残念ながら「ただのお手伝い」です。
TAの仕事内容はとても楽
仕事内容は授業の手伝い。
具体的には
- 授業準備(資料の印刷・実験の用意など)
- 出席確認
- プリント配布
- レポートの採点
- 生徒の質問に答える
- テスト監督
- グループワークの円滑化
- 実験・実習での学生への助言
などなど。
授業によってすることは様々です。
授業中はほとんど座ってボーっとしてることが多いです。
質問されても、自分も受けたことがある授業なのである程度のことは答えられます。
接客業のバイトだと、注文を覚えてたり、次するべきことを考えたりと意外と頭を使います。
また、お客さんや従業員に気をつかうというのも面倒です。
しかし、TAなら
頭を使うことはほとんどない。
せかせかと働くこともない。
気をつかうこともない。
もしもあなたが
「楽して稼ぎたい」
というのであれば、TAをやるべきです。
TAの給料はどれくらい?
時給はどこの大学も1000円よりちょっと多い程度。
国立でも給料は大学によって違うので、あくまで参考程度に。
大学の授業は1コマ1時間半なのですが、1時間単位で給料が出るため、2時間働いたことになります。
つまり、実質時給は2000円弱ということになります。
また、授業時間以外の準備時間もきちんと働いたことになります。
例えば、資料を印刷してホッチキスでとめたり、実験で使うものを準備したり。
細かいことは大学によって変わってきますが、どこの大学も基本こんな感じ。
月でいくら稼げるのか
教授もそんなに1週間で何コマも授業をしないので、授業があるのは1週間に1回程度。
その授業が準備があったり、実習で時間が長かったりすることがあるので、月に稼げるのは、
月に5千円~2万円程度。
もしも、あなたが
「めっちゃくちゃ稼ぎたい!」
と思っているのならば、TAの給料をあてにしてはいけません。
あくまでTAは「お小遣い稼ぎ」です。
稼ぎたい人は他にもバイトをしましょう。
TAに選ばれる流れ
TAに選ばれる流れは以下の通り。
研究室の先生がTAが必要な授業をする予定
↓
3~4月に研究室の中でTAをしたい人がいるか聞かれる
↓
学生でジャンケンなどをして決める
↓
書類を書く(1年間の契約)
研究室によって多少決め方は違いますが、基本こんなかんじ。
TAをやりたい人全員ができるというわけではありません。
TAの募集をしていることも
「いちいちバイトに行きたくない」
という人は研究室以外でもTAをすることが可能。
例えば、
- 大学附属図書館のTA
- 教養科目のTA
など、大学院生を対象に募集していることが多いです。
図書館TAは普通のTAとは少し違っていて、仕事内容は
- 自学・自習の方法
- 本や雑誌の探し方
- パソコンの利用方法
- 留学生の対応
など。
興味がある人は是非やってみてください。
TAのメリット・デメリット
今まで話したことをメリットデメリットにわけてまとめました。
- 時給が高い
- 仕事内容が楽
- 通勤時間はゼロ
- 人に気を使うこともない
これだけ見ると「神バイト」ですね。
しかし、デメリットもあります。
- たくさんは稼げない
- みんなが出来るわけではない
- TAの授業に合わせて予定をたてないといけない
これらを見比べて、TAをするかしないかを決めてみてくださいね。
まとめ
本記事のまとめは以下の通り。
- TAになれるのは大学院生
- TAの仕事内容は簡単
- 時給は1000円以上(実質2000円弱)
- TAはやりたい人がなれる
ちなみに、私は「TAをすることをオススメ」しています。
なぜなら、あまり働いた感じがしないのに、気付いたらお小遣いが入っているから。
この気持ちはTAをやってみないと分かりません。
「ちょっとでもお金が欲しい」
という人は是非、TAをやってみてください。