大学院って何をするところなの?

どうもフォレケンです。

大学院って何をするところなのか想像がつかない!

という疑問にお答えしていこうと思います。

大学院生は大学生の延長線上にあり、大学生よりもレベルアップした勉強をするところだと思っている人も多いです。

しかし、それは少し間違っています。
大学と大学院とではメインですることが違うんです。

今回は「大学院生が何をしているのか」ということを解説していきたいと思います。

理系と文系の両方」について詳しく説明しています。

本記事に書いてあることは以下の通り。

本記事に書いてあること
  • 大学院で何をするのか
  • 就職はどうなのか
  • 忙しいのか
  • お金事情はどうなのか
  • 夏休みは少ないのか

それでは参りましょう!

大学院は研究をするところ

「大学院」とは研究をするところです。

大学院では研究室に配属されます。
研究室では教授のもとについて、専門性が極めて高い研究をおこなっています。

大学院を卒業すると、「給料が高くなる」などのメリットがあります。
メリット・デメリットについては以下の記事で詳しく解説しています。

大学と大学院の違い

大学
勉強をするところ
受け身で学ぶところ

大学院
研究をするところ
主体的に学ぶところ

大学では講義を受けて学んでいきます。
大学院では自ら動いて研究をしていく必要があります。

大学の勉強は最先端のことではなく昔から広く知られている事柄ばかりです。
そのため、インターネットや教科書を使って自分で勉強をすることができます

大学院の研究というのは最先端の事柄について取り組んでいるので、インターネットで調べ物をしても出てくることはありません。
自分で勉強をするには論文を読むしか方法はありません。

大学院の修士課程と博士課程とは?

修士課程(博士前期課程)

入学条件
大学を卒業していることが条件

期間
→2年間

呼び方
修士のことを英語でMaster(マスター)という。
そのため、修士1年のことをM1(エムイチ)、修士2年のことをM2と呼ぶことが多い。

博士課程(博士後期課程)

入学条件
修士課程を卒業していることが条件

期間
→3年間

博士課程
博士のことを英語ではDoctor(ドクター)という。そのため、博士1年のことをD1(ディーイチ)、博士2年、3年のことをそれぞれD2、D3と呼ぶことが多い。

大学院生の就職事情

文系の就職

文系の大学院では大卒よりも就職が有利になるということは、ほとんどありません。
そのため、文系で大学院に行く人はごく少数に限られてきます。

修士課程
「臨床心理士」「会計士」「税理士」の資格を取りたい人や、大学での就職に失敗した人、研究をさらにしたい人が行くことが多い

博士課程
大学の研究員、博物館の学芸員になる人が多い

法学部の人が行く大学院で「法科大学院」というのがありますが、そこは一般の大学院とは違った独立した研究科です。
期間は3年間で、「弁護士」「検察官」「裁判官」になるための勉強がしたい人が行く大学院です。

理系の就職

将来、民間企業の研究職・開発職に就職するには大学院を卒業しておく必要があります。
ただし、大学院に行ったからといって必ずしも研究職・開発職の仕事ができるとは限らないので注意が必要です。

修士課程
・民間企業に就職する人が多い
・大卒よりも就職がしやすい

博士課程
・博士課程まで行く人は少ない
・大学の教授になるために行く人が多い
・民間企業への就職は少ししにくくなる

大学院生の生活

大学院生の忙しさは研究室によって違います
つまり大学院生の忙しさは教授の指導方針に大きく左右されることになります。

文系の生活

ゼミでの発表や論文作成をするために以下のことをしています。
(分野ですることはさまざま)

  • 論文を読む
  • 本を読む
  • フィールドワーク(野外活動)
  • アンケートを取る
  • 意見交換をする

研究室にいなくてもできることが多いです。
そのため、文系の大学院ではコアタイムはあまりありません。

コアタイムとは?
研究室に必ずいないといけない時間帯のこと

理系の生活

論文作成をするために以下のことをしています。
(分野ですることはさまざま)

  • 論文を読む
  • 実験 or フィールドワーク
  • 実験データ解析

データ解析などは研究室にいなくてもできますが、実験は研究室でしかできません。

コアタイムがある研究室とない研究室が存在します。
そのため拘束時間が研究室によってバラバラです。

毎日学校に行って研究に取り組んだり、先生の手伝いや雑用をさせられるところもあれば、全く学校に行かなくても良い研究室もあります。

研究室によって生活はバラバラなので、とても忙しい人もいれとても暇な人もいます。

大学院でやること

文系も理系も博士課程まで行く人は少ないので、ここでは大学院の修士課程について詳しく解説していきます。

最終目標
・修士論文を発表する
・決められた単位数をとる

この2つの最終目標を達成できれば晴れて卒業となります。

卒業をするまでに大学院生は様々なことをしなくてはいけません。
修士課程でやることは以下の通りです。

修士でやること
  • 授業をうける
  • 研究室のゼミ
  • 論文を読む
  • 実験・調査
  • 学会
  • オープンキャンパス
  • 修論発表

これらについて1つずつ解説していきたいと思います。

授業をうける

大学院では研究がメインだと先ほど言ったのですが、もちろん授業もあります
ただし、授業数は大学よりも少なく、研究との両立ができるようになっています。

大学は知識をいれるような授業が多いですが、大学院では論文を読んだり発表をする授業が増えます。

文系
・教授の話を聞くだけの授業はない
・少人数による授業が中心
・指定された文献を要約して発表
・ゼミ形式の授業が増える

理系
・海外論文を読んでその内容についてプレゼン
・大学よりもさらに専門的な授業

研究室のゼミ

ゼミとは、週1ぐらいで研究室の全員で集まってやる勉強会みたいなものです。
何をするかは研究室によって違います。

文系
・文献を読み議論や批評をする
・調査・インタビューなどの実習
・研究進歩状況の発表と討論

理系
・自分の研究のテーマの進度報告
・翻訳した海外論文の発表
・研究テーマについての授業・演習

論文を読む

研究分野の論文を読みます。
基本的に大学院での情報収集は論文からです。

論文の内容は難しいので、自分で論文の内容をかみ砕いて理解するのがとても大変です。
分からなくてもインターネットや教科書で調べることはできないので、教授に聞いてみるしかありません。

理系だったらほとんどの論文が海外の論文です。
英語の論文は読むのが大変そうだと思うかもしれませんが、実際はGoogle翻訳や英語翻訳ソフト使って読むので思ったよりは大変ではありません。

実験・調査

論文を書くために一番やらなくてはならないことが実験・調査です。

実験や調査をすることで研究テーマに関するデータを取っていきます。
データをとって、最終的にどうするかは研究テーマ次第です。

データをとって何をするのか?
  • とったデータから意見を述べるのが目的
  • データをとること自体が目的
  • とったデータを解析するまでが目的

学会

「学会」とは自分が書いた論文を発表する場です。
研究室によって学会に積極的に参加するところとしないところがあります。

学会発表をたくさんすると、日本学生支援機構奨学金が免除される可能性が高くなります。

オープンキャンパス

にはオープンキャンパスの準備を、ゼミ・研究室のみんなとしなくてはなりません。
研究室によってはオープンキャンパスに参加しないところもあります。

修論発表

修士論文発表は修士2年2月ごろに行われます。
発表とはいっても、知っている先生達が見てるだけなので、そこまで緊張するものではありません。

発表と質疑応答の時間がそれぞれあるので、事前に質問に対する答えを準備しておきます。
それを乗り越えたら無事卒業です。

大学院生のお金事情

大学院生は貧乏な人も多い

研究室が忙しい大学院生の場合、バイトもあまり入ることができません。
そのため、大学院生向けの給付型奨学金奨学金免除の制度があります。

TA(ティーチング アシスタント)

TAという教授の手伝いを行うバイトもあります。
大学にいながら稼げるので大学院生はやっている人が多いです。

大学院生の夏休み

大学院生は大学生のように2ヶ月も休みがあるなんてことはありません。
授業は大学と同じように夏休み期間はないのですが、研究をしなくてはいけません。

そのため、どこの研究室も夏休みはお盆休みぐらいです。

大学院まとめ

大学院生は大学生と同じように見られることが多いです。
しかし、やっていることは大学生とは少し違うということ分かりましたか?

本記事に書いてあること
  • 大学院は研究をする場所
  • 就職は理系の修士だと良い
  • 忙しさは研究室によって違う
  • 大学院生は貧乏
  • 夏休みは少ない