大学の「ゼミ」と「研究室」の違い

どうもフォレケンです。

「ゼミ」と「研究室」の違いは?

という疑問に答えていきます。

大学の学年が上がってくると「ゼミ」や「研究室」という言葉を頻繁に耳にするようになってきます。
「ゼミ」と「研究室」は同じような意味だととらえている人も多くいると思います。

でも実際は違うんです。

今回はゼミ」と「研究室」の意味について深く解説していきたいと思います

今回の要約は記事は以下の通り。

  • 文系が所属するのがゼミ
  • 理系は研究室に配属される
  • ゼミは大学生活の一部
  • 研究室は大学生活の中心

それでは参りましょう!

「ゼミ」と「研究室」の意味

ゼミと研究室の意味の違いを比較していきましょう。

「ゼミ」とは
ゼミナールの略。先生のもとに少人数の生徒が集まって勉強会を行う授業形態のこと。普通の授業だと教授の話を受動的に聞くが、ゼミでは学生が主体的になって勉強をする。ゼミでは各自のテーマについて研究や発表、討論をする。

「研究室」とは
教授や准教授などの教員と、大学院生、学部生などの学生で構成された研究チーム。もしくは部屋、学生の実験室のこと。研究室では各自もしくはチームで研究を行う。

「ゼミ」と「研究室」の意味をいきなり言われても想像がつかないと思います。

ゼミと研究室の違いは「文系」と「理系」で分けて話したほうが簡単に説明が付きます。

文系が所属するのがゼミ

主に「ゼミ」という言葉は文系の学生が使うことが多いです。

文系の学生が研究をする場合、論文を読んだり、アンケートフィールドワークなどのデータを集めて研究をしていくことが多いです。

そのため実験室で研究をするという必要がありません。
したがって、学部生は研究室に配属されることがないのです。

理系は研究室に配属される

主に「研究室」という言葉は理系の学生が使うことが多いです。

理系ではほとんどの研究テーマで、「実験」をしなくてはいけません。
実験を行うにあたって、大学にある実験装置薬品をつかったり、みんなで協力して研究をしていく必要があります。

そのため、チームとなって研究に取り組めるように研究室に配属されるのです。

「ゼミ」と「研究室」の共通点

ゼミと研究室の共通点は、どちらも「研究をするためのグループ」ということです。
そして、どちらも学生が主体的になって行動していきます。

大学を卒業するには最後に卒業論文を書かないといけません。
卒論を書くために4年生になると研究を始めます。

したがって「ゼミ」と「研究室」は高学年になると所属することになります。

「ゼミ」と「研究室」の違い

活動頻度

ゼミの場合
週に1回~月に1回

研究室の場合
週に2回~週に5回

ゼミは授業とさほど変わらないので、大学生活の一部に過ぎません。

研究室の場合、活動頻度が高く、所属されると研究室中心の生活を送ることになります。

活動時間

ゼミの場合
90分(講義と同じ)

研究室の場合
2時間~8時間(研究室による)

何度の言うようにゼミは授業と同じ感じなので拘束時間は短いです。

研究室の活動時間は「コアタイム」により大きく変わってきます。
拘束時間が全くなくて自分が行きたいときに研究室にいけるところと、みっちり朝から夕方までいないといけない研究室があります。

コアタイムとは
研究室にいないといけない時間
教授の指導方針によって決められた時間が変わってくる

所属される時期

ゼミの場合
3年次にはじまるのが一般的
1~2年次からゼミがある大学もある。

研究室の場合
4年次に配属

ゼミの場合、授業と同じように時間割に組み込むことができるので、早い時期から所属することになります。
1~2年次からゼミがあるところでは、論文の書き方を指導などといった研究の基礎を教えてもらうことが多いです。

研究室の場合、所属すると時間の多くを研究室で過ごすことになるため、4年生から所属されることになります。

所属する学生の構成

ゼミの場合
教授と大学生

研究室の場合
教授と大学院生と大学生

ゼミでは大学院生と関わることはあまりありません。
主に論文の指導をしてくれるのはゼミの教授です。

研究室には大学院生も所属しています。
そのため、大学4年生は研究室で一番下っ端という扱いになります。

大学院生は4年次から同じ研究室に所属していることが多いため、実験のやり方など研究に関わることはよく知っています。
そのため、実験や研究については大学院生から教えてもらうことも多いです。

文系のゼミの特徴

文系は時間を自由に使える

ゼミでは時間の拘束が短いため、時間を自由に使いやすいです。

4年次の研究の際も、毎日学校に通う必要はありません。
論文を読んだり、アンケートをとったりするのは学校に行かなくてもできます。
そのため、自分で計画をたててやっていく必要があります。

飲み会などの交流はある

ゼミのみんなとは週に1回程度しか会わないため、ゼミ生同士の連帯感や仲間意識は研究室ほどはありません。
しかし、忘年会など教授を交えて飲み会をすることはあり、教授ゼミ生同士と仲良くはなります。

理系の研究室の特徴

研究室のみんなと仲良くなりやすい

毎日のようにチームとして研究室で活動しているので、教授大学院の先輩とも仲良くなれます。
プライベートでみんなで遊びに行ったり、飲み会が頻繁にあるような研究室も多いです。

研究室でもゼミはある

先にも述べましたが、「ゼミ」とは先生のもとに少人数の生徒が集まって勉強会を行う授業形態のこと。

そのため研究室でも定期的にゼミがあります。

ゼミですることは専門分野の授業であったり、研究の進歩報告など・・・研究室によってすることは違います。

「ゼミ」「研究室」のまとめ

ゼミや研究室は、高校や大学の授業とは全く違った学び方をします。
少人数で研究を行っていくため、生徒同士仲良くなります。

また、授業でしか接してこなかった教授と、飲み会などといったプライベートな面でも接する機会が増えます。
そのため、教授との距離感がとても縮まるのも特徴です。

「ゼミ」「研究室」は同じ小さなコミュニティなので似たところが多いですが、全く別のものだということが分かったと思います。

まとめ
  • 文系が所属するのがゼミ
  • 理系は研究室に配属される
  • ゼミは大学生活の一部
  • 研究室は大学生活の中心