サイト移転中

【大学】留年した後の学費と奨学金|費用を抑える方法も紹介

記事タイトルとURLをコピー

どうもフォレケンです。

留年しそう…

留年した時の学費とかどうなるの?

親に学費を払ってもらうのも申し訳ない!

こんな悩みを解決していきます。

大学を留年すると、余計に1年分多く学費がかかってしまいます。大学の学費は何十万もするので費用を抑える方法を知っていないとかなりの損をします。

「もっと早く知っていれば、何十万もの学費を浮かせることができたのに…」

と後悔したくありません。

そこで本記事では、「留年しそう」「留年が確定した」という人に向けて、

  • 留年したときの学費と奨学金について
  • 学費の減らし方・稼ぎ方

を解説していきます。

この記事を読むと、「どのくらいの貯金が必要か」「学費を払うために今から何をすべきか」が分かり、留年後の計画をスムーズに立てることができます。

本記事の要約は以下の通り。

要約
  • 学費は留年しても同額
  • 学費を減らしたいなら、休学・半期卒業
  • 学費を払えないなら、学校に相談
  • 長期休み・休学中に学費を稼ごう

留年したときの学費はいくら?

学費は留年しても変わらない

基本的にどこの大学でも、留年次の学費は全額払わないといけません。

「1単位しか取らなくても同じ金額?」

そうです。学費は授業に対して払うのではなく、在学することに払うもの。残念ながら、1つの授業に対しても何十万と払わなくてはいけません。

ただ、これは学費を減額する方法を知らなかった場合の費用。減額する方法は後で説明します。

留年に必要な学費(1年間)

授業料施設費合計
国立大学約54万円約54万円
公立大学約54万円約54万円
私立大文系約78万円約15万円約93万円
私立大理系約110万円約18万円約128万円
私立大医歯系約285万円約87万円約372万円
出典:文部科学省

私立大学では学費の減免制度あることも

ほんの一部の私立大学では、留年生向けの学費の減免制度があることがあります。(上智大学、早稲田大学など)

このような大学は、取らないといけない単位が少ないと学費が減免されます。そして、不足単位数によって、授業料の免除額が変わります。

【学費減免の例】
残り4単位以下   学費50%減額
残り5~20単位  学費30%減額
残り21単位以上  学費0%減額

このように単位を落としまくっている人は、学費の減額をすることはできません。

自分の大学で学費減免の制度があるのか、確認してみましょう。(減免制度がある大学はごくわずか。あまり期待はしてはいけません。)

留年したら奨学金はもらえない

留年したら奨学金がもらえません。

学費を奨学金で補っていた人は、留年したら大変。奨学金がもらえないので、学費を払うお金が無くなり、金銭的にかなり厳しくなります。

したがって、留年した時の奨学金についてよく知っておく必要があります。

  • 1~3年次に留年した場合
  • 4年次に留年した場合

奨学金がどうなるかをこれから解説します。

1~3年次に留年した場合

1~3年次に留年した場合、留年した年の奨学金は受け取ることができません。

しかし、奨学金が止まるのは留年した年のみ。留年をしても、その後にきちんと進級することができたら、奨学金の受け取りを再開することができます。

もし進級したとしても、単位の修得状況、授業の出席状況、学業内容等の基準に達していないと再開できないこともあるので注意が必要です。

留年する

奨学金がもらえない

バイト頑張る

また留年する

こんな風にならないように注意しましょう。

4年次に留年した場合

4年次に留年した場合、これからずっと奨学金を受け取ることはできません。

奨学金は4年間まで

という決まりがあるため、4年間の貸与が終わると奨学金の返還が始まってしまいます。そのため、卒業してから奨学金を返還できるように、JASSOに「在学届」をだしましょう。

留年した後の学費を減らす方法

留年した後の学費を減らす方法は「休学」「半期卒業」の2通り。

留年した学年によって、選択肢は変わります。

  • 休学   : 1~4年次
  • 半期卒業 : 4年次

2つの方法についてこれから解説していきます。

休学して学費を抑える

前期の後期のどちらかを休学すると、学費を抑えることができます。

なぜなら、休学すると授業料を払わなくて良いからです。

「少しの単位不足で留年してしまった…」

こんな人は休学を上手く使うべき。落とした単位によって、以下のように授業計画を立ててみましょう。

・前期で単位を取ってしまう→後期は休学
・前期は休学→後期で単位を取ってしまう

休学することで、大学の半期分の学費を浮かせることができるんです。

留年生にとって「休学する」というのは、学費を抑える為によくやる手法。休学にしている間に、学費を稼いだり、インターンにいったり、海外留学に行ったりする学生が多い。

海外留学に行くと、

「海外留学したので、留年しました」

と就職活動でごまかすこともできるので、お金があるのならオススメ。

休学したときの学費(学期)

休学時の学費(学期)
国立大学無料
私立大学5~10万円

休学すると奨学金は休止される

休学すると、奨学金の貸与は「休止」される。

休学すると奨学金はもらえない。復学すると奨学金の受け取りを再開できる。

・休学中の受け取り停止
・休学後の受け取り開始

それぞれ手続きの申請を行う必要があります。

休学する手順

1.休学届の書類を学校からもらう
2.休学届に本人と保証人の押印・署名して提出
3.奨学金の休止手続き

※休学届の提出は、休学する1カ月前(2カ月前)まで

半期卒業で学費が半分に

学費を抑える為に、半期卒業(秋に卒業)をするという手もあります。

早期卒業ができるのは、大学4年次に留年したときのみ。前期で不足分の単位をすべて取得すると、後期は大学に在籍せずに卒業することができます。

早期卒業は休学と違い、後期の学費を払わなくていいので、休学よりも学費を安く抑えることができます。

半期卒業しても就職に影響はほとんどない

「9月卒業よりも4月卒業の方が就職に有利になるんじゃ?」

こんなふうに思う人もいるでしょう。

余分に半年留年して卒業したとしても、実質的な企業の評価は変わりません。逆に、私立大学の人は休学中の学費がもったいないです。

9月までに内定が貰えなかった場合、「新卒」としてではなく「既卒」として就職活動をすることになります。新卒でも既卒でも企業からの評価は変わらないので安心してください。

ただ、既卒者を受け入れている企業探しに苦労する可能性はあります。

新卒でも既卒でも10月以降に内定をもらうのは難しいので、9月までに内定貰えればいい話なんですけどね。

よく考えて、半期卒業か休学かを決めましょう。

留年後の学費を払えないときの対処法

「親が学費を払ってくれない…」
「奨学金がもらえないから学費が払えない…」

留年したら学費を自分で払うという大学生は結構多い。そして、留年している学生は奨学金がもらえないため、学費を払えないという学生も出てきます。

そんな学生がすることはこの3つ。

  • 学費の支払い方法を変えてもらう
  • 中退するかを考える
  • 学費を稼ぎ方を考える

これらについて以下で詳しく解説していきます。

支払い方法を学校に相談

「すぐに何十万もお金を用意できない」

そんな大学生も多いはず。そんな大学生は学校に事情を話して相談しましょう。大学によっては、

  • 延納
  • 分納

この2つの対応をしてくれることがあります。

延納:支払いの延期

支払いの延長期間は2週間~3ヶ月。大学によって延長期間は変わる。

分納:分割しての支払い

通常の支払い回数をさらに分割することで、一回の支払い額が少なくなる。

中退するか卒業するか

「中退するべき?それともきちんと卒業するべき?」

学費を払えない人の多くは、中退するか悩んでいる人も多いでしょう。

大学が嫌いで留年した場合、頑張っても結局卒業ができないかもしれません。また、勉強以外にしたいことがあるのなら、中退して違う道に進むとという選択も良いでしょう。

しかし、

「学費が払えないから大学をやめよう」
「本当は大学卒業までしたい」

あなたがこのように思っているのなら、中退してはいけません。

学部卒と高卒では、初任給も違う。
生涯年収も全然違う。

将来のことを考えると、中退はもったいない。自力で学費を稼いで、卒業まではきちんとするべきです。

留年後の学費を自分で稼ぐ方法

本来なら、親の援助を貰いながら大学に行くのがベスト。

なぜなら、お金を稼ぐことに必死になって、単位を落としまくってまた留年したら意味がないからです。

しかし、親の援助がない場合は自分で稼ぐしかありません。大学生が自力で学費を稼いでいく方法は、

  • 学校に行きつつバイトに入りまくる
  • 休学してお金を稼ぐのに集中する

この2パターン。

自分で学費を稼ぐ場合、「残りの単位数」もしくは「貯金」と相談して、どの方法でお金を稼ぐのかよく考えるべきです。それぞれ解説していきます。

大学に通いながらバイトにも入りまくる

「残りの単位数が少ない人」
「貯金が多い人」

このような人は、勉強とバイトの両立をすることが可能。

その一方、

「残りの単位数の多い人」

が、勉強とバイトの両立をすることはなかなか難しいです。

このような人は「長期休みでいかに稼げるか」が重要。勉強しなくてもいい時期にできるだけお金を稼ぎましょう。

また、留年が分かってからバイトを頑張り始めるのでは遅いです。留年が決まりそうな人はなるべく早くから対策をしておくと、学費・生活費に備えることができます。

稼げるアルバイトをする

稼げるバイトというのは、

・水商売
・風俗
・治験

このようなバイトをやると、すぐに学費を稼ぐことができます。

休学してお金を稼ぐのに集中する

「全く貯金がない」

こんな人は、休学してバイト・パートを半年・1年ぐらいやってから、ある程度お金の目途がたったら復学するという方法がベスト。

お金がない人が学費を準備する場合、借金をするという方法もあります。主な方法として、

  • 教育ローン
  • 学生ローン

こんな方法もありますが、オススメはしません。なぜなら、金利が高く結局あとで苦労をするからです。

したがって、お金がない人は、態勢を整えるために一度休学するのが最善の方法です。

まとめ:留年したら大学の学生課に相談しよう

本記事では、留年したときの学費について解説しました。

まとめ
  • 学費は留年しても同額
  • 学費を減らしたいなら、休学・半期卒業
  • 学費を払えないなら、学校に相談
  • 長期休み・休学中に学費を稼ごう

留年して学費のことで分からないことがあったら、大学の学生課もしくは事務の人にまずは相談するべき。

なぜなら、このような人たちは学費に関するエキスパートだからです。

大学の学生課の人は、「留年した学生」「学費に困った学生」を過去に何人も見てきているので、あなたの状況にあった最善の方法を示してくれるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です