どうもフォレケンです。
大学で留年したらどうなる??
結構、留年する人は多いって聞くけど、どんなデメリットがあるの?
こんな疑問に答えていきます。
留年はネガティブなイメージしかないため、
「留年したら結構ヤバイのかな?」
こんな不安を抱いている人も多い。
そこで本記事では、大学での留年がどんな感じか知りたい人向けに、留年した時の、
- 授業・単位
- 学費・奨学金
- 就職
- 友達
について解説していきます。
本記事を読むと、大学での留年後の生活が、はっきりと想像できるようになります。
目次
留年したら大学から通知が来る
ウェブの成績表で通知される
成績の開示は、ウェブ上で行われる大学が多い。留年した時の通知も同じように成績表で通知されます。
大学では、教授に「あと何単位取らないと留年するよ」なんて言われることはありません。基本放置です。
そのため、自分で
「あと何単位取らないといけないのか」
を把握しないといけません。したがって、自分で進級に必要な単位数を数える必要があります。
「単位を数え間違えて足りなかった…」
こんな人も多く、成績表で留年を知ることに。
留年は親にばれる
「留年したことを親にばれたくない」
こんな人がいますが、無駄です。
留年すると必ず、留年の通知が郵送で親のもとに行きます。したがって、留年しそうな人は、事前に親にやばいということを伝えておくほうが良いのです。
留年したら単位・授業はどうなる?
大学生活は特に変わらない
留年しても、大学生活は特に変わりません。
大学では高校のようなクラスもなく、受ける授業も人それぞれ。留年してなくても、下級生と授業を受けることはあるので、今までと変わったことは特にありません。
進級に必要な単位を取らないといけない
留年してするべきことは、卒業・進級するために必要な単位数を取ることだけ。
もしも、卒業するために124単位必要だった場合を想定します。
「1~4年生の間に120単位しか取れなかった…」
こうなったら、留年しないといけません。そして残りの4単位を取れれば、卒業することができます。
単位の仕組みがよく分からないという人は、こちらをどうぞ。
留年したらお金はどうなる?
生涯年収が少なくなる
留年すると、生涯年収が少なくなります。
留年するということは人生において働く時間が減る、つまり生涯でもらえる額が少なくなるということです。
もしも、同じ会社で大学卒業してから定年まで働いたとします。給料をもらえる期間はそれぞれ
・留年しなかった人:22歳から59歳まで
・留年した人:23歳から59歳まで
このように考えると「入社一年目の年収:300万円弱」を失うと勘違いしがち。よく考えててください。
実際には
「定年退職前の年収:1000万円」
を失うことになります。なぜなら、給料が同じになるのは
・留年しなかった人:22歳から58歳まで(36年間)
・留年した人:23歳から59歳まで(36年間)
の期間なのですから。
留年をすると学費ももったいないですが、それよりも給料で損するほうが大きいのです。
学費は変わらない
学費は留年しても学費は変わりません。
たとえ残り1単位を取るために留年したとしてもです。なぜなら、授業数に学費を払うのではなく、在籍していることにお金を払うからです。
そして、留年した学生は親から、
「2~3個だけの授業のために何十万も使うなんて、馬鹿らしい」
こう怒られます。
実際のところ、留年した大学生の足りない単位数はせいぜい20単位ほど。これは、前期だけで取り終えることができる単位数です。
そのため、留年した大学生は、半年間大学に行けば単位を取り終えることが多い。そして、後期に休学をすることで学費を半額に抑えます。
したがって、留年にかかる費用は、雑費も含めて50万円程度でしょう。
奨学金は休止される
留年すると奨学金は休止されます。
今まで奨学金で学費を払っていた学生が留年してしまうと、お金に困ることになります。そうなると、親に
「学費が払えないので、お金を貸してください」
ということに。なかなか気まずいです。
ただ、奨学金が休止するのは留年期間だけ。その後、進級したときに奨学金の貸与は再開されます。
留年時の費用を抑える方法を知りたい場合は、次の記事をこちらをご覧ください。
留年したら就職はどうなる?
留年は就職にほとんど影響はない
留年したことによって、就職に不利になることはないです。
ただ、面接時に
「なんで留年したの?」
と、聞かれる可能性はあります。その場合、留年した理由をきちんと話せれば、評価が落ちることはありません。
留年してる人なんて大勢います。平均して大学生の20%は留年しているので、気にする必要はないです。
「留年率」と「留年する理由」について知りたい人は、次の記事をどうぞ。
4年次に留年した場合:内定取り消し
「内定をもらっていたのに留年した…」
こんな場合は内定取り消しになってしまいます。
「内定決まって良かったね!」
と言われて、これから社会人として気合い入れて頑張ろうとしているときに、留年して内定取り消し。
単位不足のせいで、せっかく努力して掴んだ内定がなかったことになるのは、とても悲惨です。そうならないためにも、余裕をもって3年生までに、単位をある程度取っておく必要があります。
留年したら友達との関係はどうなる?
一緒に授業を受ける友達がいなくなる
留年すると、大学の友達とスケジュールが合わなくなります。
「友達はほとんど単位を取り終えて、ほとんど学校に来ない…」
こんな状況に必ずなります。
勉強は自分一人でやらないといけない。ノートを友達に見せてもらうことは無い。なので授業にちゃんと出席しないといけない。
つまり、授業をサボることができなくなるのです。
そして、
「友達がいたころにきちんと単位を取っておけば良かったな…」
と後悔するのです。
暇を持て余す
特に4年次に留年した場合、とても暇です。
なぜなら、周りの友達は大学を卒業してしまっているから。
そのため、いくらバイトを頑張ってお金を稼いでも、遊ぶ友達もいない。飲みに行くこともない。学校に行っても友達はいない。
ただ、孤独…
一人でゲームをしたり動画を見たりする毎日はつまらないので、留年してる仲間を見つけるしかありません。
留年をしない方法
そこまで単位を落としていない場合:大丈夫
まだ単位をあまり落としてなくて、ただ、
「留年するのが不安…」
という人は大丈夫。なぜなら、留年をしないために一番大切なのは、「危機感を持つこと」だからです。
実際、危機感がある人は、やばいと思ったらきちんと勉強するし、普段はサボっている人でもいざというときには、真面目に取り組む人ばかり。
その一方、留年する人は単位を落としてもそこまで気にしない。焦らない。
「なんか落ちてったな」
って感じ。
したがって、留年を心配する人は、ほとんど留年することは無いのです。
単位を落としまくっている場合:危機感を持つ
単位を落としまくっている人は、危機感を持つ必要があります。
- 心を入れ替える
- 勉強のやり方を変える
この2つしか留年を回避する方法はないです。
留年しそうな人は、次の記事をどうぞ。留年を回避する方法を、具体的に解説しています。