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大学生活の忙しさ|学部・バイト・時期に分けて解説

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どうもフォレケンです。

大学ってどのくらい忙しいの?

バイトとかできるかな??

こんな疑問に答えていきます。

大学生活はとても自由な時間がたくさんあるんだよね?みんなそんなイメージを持っているでしょう。

しかし、現実と想像ではギャップがある

そこで本記事では、

  • 忙しい学部
  • 大学四年間で忙しいこと
  • アルバイトがどのくらいできるか

を解説します。

この記事を読むと、大学生活の様子が具体的に想像できるようになります。

本記事の要約は以下の通り。

要約
  • 忙しさは資格をとるか、実験・実習があるかで決まる
  • 1.2年は授業で忙しい
  • 4年は就活・卒論で忙しい
  • 大学生が暇なのは長期休み

大学生は勉強・アルバイト・部活で忙しい

「大学生が忙しいと感じる場面」についての調査を紹介します。

第1位「授業・勉強」207人(52.4%)
第2位「アルバイト」157人(39.7%)
第3位「サークル・部活動」82人(20.8%)
第4位「ゼミ・研究室」55人(13.9%)
第5位「就活」50人(12.7%)

出船:exciteニュース

大学生は勉強もあるし、お金を稼ぐためにバイトもしないといけない。さらに部活動をやっている人は、授業が終わった後の時間もあまりありません。

意外と大学生は忙しいのです

ただ、忙しいと言っても、

  • サークルのみんなで飲み会
  • 友達と朝までカラオケ・ボウリング
  • 休日に車で旅行

こんな”大学生っぽい”ことをする時間はたくさんあるので、安心してください。

どの学部が忙しいのか

同じ大学でも学部によって忙しさは全く変わります。

学部の忙しさは、

  • 資格を取るか
  • 実験・実習があるか

この2つで大抵決まります。

そこで理系と文系に分けて、それぞれの学部がどんな風に忙しいのかを解説していきます。

理系の方が忙しい

基本的に、理系の方が文系よりも忙しい。

なぜなら、実習・実験があるからです。

理系の実習・実験は毎週あります。実習・実験をする時間は、1日中もしくは半日。レポート課題も毎回出されるので結構大変なのです。

医学部・薬学部

国家試験を取らないといけないため、勉強が大変。

加えて実験・実習もあるため、トップクラスに忙しい学部です。

そのため、他の学部に比べて留年率が高いのです。

工学部・理学部・農学部

理系学部は忙しいといっても、それぞれの分野でやることはバラバラ。

忙しさのベクトルが違うのです。

それぞれの専攻が、どのように大変なのか以下にまとめました。

化学・生物系:実験に時間がかかる。レポートが大変。

建築・機械系:製図の授業が大変。家でやる作業が多い。

電気・電子・機械系:プログラミング(制御)が難しい。

数学系:教員になる人のみ夏休みに実習がある。

農学系:農場実習などのフィールドワークはそこそこ大変。

文系は資格を取るかで変わる

教育学部

教育学部は夏休みに学校に実習に行かないといけないので、長期休みが他の学部よりも少なることが多い。

また、教員免許には

  • 幼稚園
  • 小学校
  • 中学校(科目別)
  • 特別支援学校

など、多くの種類があり、複数の免許を取ろうとすればするほど、受けないといけない授業数は増えます。

したがって、免許を3種類以上取ろうとしている人は忙しいです。逆に免許を取らず民間企業で働こうと考えている人はとても暇です。

法学部

司法試験を受けるかどうかで忙しさは変わります。

法律の専門家を目指している人は勉強で大変。法科大学院などに進学するためにはかなり勉強が必要です。

ただ、法学部には資格を取らない人の多い。そんな人たちは、全然忙しくありません。

経済学部・文学部・商学部

「暇経」「あそ文学部」「らく商学部」などともいわれています。資格を取ろうとする人は珍しいため、忙しいという人はあまりいません。

大学で忙しい時期

テスト期間はずっと忙しい

年間を通して大学生活で忙しいのは、テスト期間です

大学ではテストの点数が取れなかったら、もう一度次の年に同じ授業を受けるはめになります。そのため、高校時代よりもテストの重みが違います。

言うまでもなく、テスト期間は土日もずっと勉強。

大学生の中には、

  • ファミレスで夜遅くまで勉強
  • 友達の家に泊まりこんで勉強

こんな”大学生っぽい”勉強をする人も。テスト勉強は忙しいですが、友達と過去問を一緒に解いてワイワイしながら勉強するのも楽しいですよ。

実験レポートの提出前日は忙しい(理系)

主に理系なのですが、実験レポートの提出前日は、徹夜をするほど忙しいこともあります。

【実験レポートとは】
主に理系。実験があるのは、1週間に1回。実験をやるとレポートを書いて翌週に提出です。

「レポートを書き上げる時間が、1週間じゃ足りない…」
「実験内容が難しくて、分析の仕方が分からない…」

その結果、提出前日に徹夜をしないといけないことに。

また、「毎週ある実験レポート」と「テスト勉強」を並行してやることも。こうなったら本当にしんどい…

大学で忙しい学年

大学4年間の中で忙しいのは、以下の3つの時期。

  • 就職活動(3年生の1月~4年生の7月)
  • 大学院入試(4年生の6月~9月)
  • 卒業論文の執筆(4年生の1月)

見た感じ、上の学年になるほどすることが増えてくる。

そのため、1~2年生の方が暇だと勘違いをしがち。しかし、そうではありません。

以下で詳しく説明していきます。

1年:大学に慣れてない・授業が多くて忙しい

大学は暇だというイメージがあるため、

「大学生は遊びまくろう!」

こう考えている人は多い。確かに、高校時代レベルの高い大学を目指して、勉強ばかりしていた人達にとっては、大学の方が自由な時間が多いです。

しかし、いざ入学すると、

「ん、意外とすること多いぞ…」

となりがち。

大学では当然高校と同じように、

  • 昼間は学校で授業
  • 家に帰ったら課題

はきちんとあるので、めちゃくちゃ時間があるというわけではありません。特に、大学一年生は大学に慣れていないため、

  • 勉強の要領が悪い
  • 授業をサボらない
  • 授業数が多い

こんな理由で勉強が忙しい。これは仕方ないことです。変にサボったりして単位を落とすよりは、慣れるまで真面目に取り組ほうが断然いいです。

2年:授業・勉強で忙しい

大学1年生・2年生では、授業をたくさんとります。

なぜなら就職活動や卒業研究がなく、時間に余裕があるからです。

1・2年で授業を多くとった場合
→3・4年の授業が少なって暇(就活の時期は忙しい)

1・2年で授業があまりとれなかった場合
→就活がきちんとできない

就活するときの余裕を作るために、1・2年次は授業で忙しくなるのです。

3年:インターンシップ・企業説明会で忙しい

大学を卒業して就職を考えている人は、大学3年生の夏からインターンが始まります。

【インターンシップとは】
インターンシップとは、自分の行きたい企業を深く知るために、企業で試しに働くこと。期間は1日のものから2週間のものなどさまざま。インターンシップを受けるための面接・試験があることも。

インターンシップは、みんながやるわけではありません。受けようと思っても落選してしまうこともあります。

したがって、3年生の1月頃までは、めちゃくちゃ忙しいというわけではありません。

本格的に忙しくなるのは、企業説明会が始まる3年生の3月からです。

4年:就職活動・卒業研究・院試勉強で忙しい

就職活動

3年生の3月頃から本格的に就活が始まります。

就活では、平均して30社もの説明会に参加するのが普通。そして「企業研究」をして20社以上もの企業にエントリーをするのです。

【企業研究とは】
企業理念や特徴をよく調べること。内定をもらうには、その企業のどんなところに自分は惹かれたのかを分析する必要がある。

エントリーをした企業の数のぶんだけ、

  • エントリーシート(志望動機など)
  • SPI(学力テスト)
  • 面接

これらをこなしていきます。

こんなことを、授業を受けながらするのはとても大変。1・2年のうちに単位をたくさん取るべき理由が分かったはずです。

大学院入試

大学を卒業した後に大学院に行く人は、大学院入試の勉強が大変。

ただ、大学院入試は大学入試ほど、勉強に時間はいりません。ほとんどの大学生院試の勉強期間は4年生の6月~9月。この期間だけは勉強だけに没頭することになります。

上位大学の理系学部では、全体の8割も大学院に進学するところもあります。

院試の勉強方法や期間を知りたい方は、大学院入試の勉強についてをどうぞ。

卒業研究

卒業研究は大学4年間の集大成です。

  • 文系は3年生になると、ゼミに所属
  • 理系は4年生になると、研究室に所属

することになります。そして4年生の1年間を通して、ゼミ・研究室で「卒業論文のための研究」をしなくてはいけません。

ゼミ(文系):そこまで忙しくない。
研究室(理系):忙しいことが多い。

ゼミは忙しくないので、文系は就職活動が終わると、とても暇になることがほとんどです。

ゼミや研究室で何をするのか気になる人は、ゼミと研究室の違いをどうぞ。

アルバイトで忙しい大学生も多い

「バイトが忙しい、勉強に手が回らない…」

こんな大学生はよくいます。大学生が働いているバイト先は、

  • 従業員の人数が足りてないバイト先
  • 年末年始で客が多い飲食店

この2つの場合がほとんど。

従業員不足であったり、客が増えたりすると、

「ごめん、この日バイトに入ってくれない?」

と言われ、しょうがなく入ることに。

お金を稼ぎたい人にとっては嬉しいことです。しかし、勉強とバイトを両立したいと思っている人にはストレス。

したがって、学校が忙しい人は「バイトの人数が足りているか?」でバイト選びをするのが基本。バイトを募集している店は、深刻なバイト不足の店もあるので注意しましょう。

アルバイトのシフトに入る頻度

学校が忙しい人:週に1~2回

「まずは、勉強を優先したい」

こんな人はバイトをやらない、もしくは週に1~2回入ることが多い。

時給1000円として、1回のバイトが5時間だとすると、

週に1回シフトに入って、月に稼げるのは2万円
週に2回シフトに入って、月に稼げるのは4万円

「そこまでお金が欲しくない」という人からすると、このぐらいでも充分な額です。

学校が暇な人:週に4回以上

「とにかく、いっぱい遊びたい!」

こんな人は、バイトを週に4回以上入れる人が多い。

週に4回シフトに入って、月に稼げるのは8万円
週に5回シフトに入って、月に稼げるのは10万円

バイトで稼いだお金で飲みに行ったり、旅行につかったりします。

大学生が暇なのは長期休み

大学の長期休みは、高校までとは違って課題がありません。

それぞれの長期休みの長さは、

  • 大学の夏休み:約1ヶ月半
  • 大学の冬休み:1週間~2週間
  • 大学の春休み:2ヶ月弱

高校とは比べ物にならないぐらい、休みが長いです。

正直言って、めちゃくちゃ暇。

そして大抵の大学生は、

「時間はいっぱいあるけど、やりたいことがない…」
「お金がなくて、どこにも行けない…」

このように、大半の時間を無駄にして過ごす人がほとんどです。

大学生の長期休みについて詳しく知りたい方は、

夏休みの期間・過ごし方
冬休みの期間・過ごし方

をどうぞ。

長期休みはバイトにたくさん入れる

「学校の勉強が忙しいから、バイトはなるべく入りたくない」

という人も、長期休暇ならたくさんバイトをする時間があります。

長期休みだけバイトをしたい人は、

  • 短期バイト
  • リゾートバイト

がオススメ。

普段バイトができない人も、長期休みだけバイトしてお金を稼げるのです。

まとめ:大学で忙しい人は充実している証拠

本記事では大学の忙しさについて解説しました。

まとめ
  • 忙しさは資格をとるか、実験・実習があるかで決まる
  • 1.2年は授業で忙しい
  • 4年は就活・卒論で忙しい
  • 大学生が暇なのは長期休み

大学とは、自分から行動する場所です。

それは、遊びでもそうだし、勉強でもいえることです。

時間がいっぱいあるのに、家でゴロゴロしてる人よりも

「暇だから、TOEICの勉強をしよう」
「友達を誘ってどこかへ遊びに行こう」

などと、自発的に行動できる人が充実した大学生活を送れるのです。